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有限会社市場印刷

2016年02月28日

◆ 世界遺産を走りました



2月28日マラソン大会に出場しました。東京の方ではありません、今回で第2回となる兵庫県姫路市で開催された姫路城マラソンです。

マラソン大会の出場は約3年ぶり。地元の大会は出場希望者多数でエントリー自体が難しく、おまけにここのところゲーム三昧だったためにすっかり遠のいていました。

昨年、同僚のY氏からお誘いがあって安請け合いしたものの、大会に向けての体力調整はやっぱりキツかったです。いや、深夜のゲームをやめていればもっとマシだったんですけどね(汗)

朝の8時に戦場のある姫路駅に到着。スタート時刻はまだ先ですが、マラソン大会というものはこの時点でもう競争が始まっています。なんの競争かって?…ズバリ、トイレ競争です。走ってる最中にいきたくなったら困りますからね。

1万人もの出場者でごった返す大会会場。いくら多数のトイレを設置しているとはいえ、とてもまかなえるものではありません。だったら会場前の駅で…とみんな考える事は同じで、案の定姫路駅1階のトイレはすでに長蛇の列でした。

しかしここは我が社が拠点としているホーム駅、毎日通勤している吾輩に抜け目はありません。

実はそのトイレから少し離れた新幹線への階段を上り、左手の奥へ進めばほとんど人のいない安住の地があるのです。と言ってもその存在を知ったのはごく最近ですが。

そこで難なく用を足し、万全の状態で会場へ。前日の大会受け付けではゼッケンや大会資料とともに、地元の小学生から手書きの応援メッセージを頂きました。O小学校のS・Hちゃん、桜のイラストがとっても上手でした、おぢさんがんばるを!!

会場の受付は出場者の誘導から荷物の保管先までとても整備されていました、さすがに規模が違う。

姫路城を背に大手前通りに立つスタート地点、BGMには我らが聖歌、爆風スランプの「Runner」が流れていました。黒田官兵衛に扮する間寛平氏のかけ声とともにスタート、いよいよ熾烈なレースの幕開け!!……というような緊迫感はまるでなく、ピストルが鳴っても人が多すぎてしばらく動けず、歩きながらのゆっくりの出だしとなります。

これまで地元の加古川しか走ったことがない身としては、ここ姫路のコースはちょっと狭い。もちろん日常生活では十分な広さなんでしょうが、これだけの人数が通ればいやでも動脈硬化が起きます。お陰で自分のペースで走る事ができず、開始5kmぐらいはもどかしい展開に。

一応練習では30kmを走れるぐらいには調整済み。しかし一週間ぐらい前から胸に傷みがあって、実は出場辞退も頭をよぎったほど。ひたすらペースを抑えて安全運転で20kmまで我慢、精神的には半分までが一番キツかったですね。

中間地点を超えてレースはここからが本番、30kmの時点で体力残量に余裕があればなんとか完走できるかも。そんな事を考えていると…

レース中間付近でコース脇のラジオ局からこの大会へ送られた応援メッセージが読まれるのですが、その中になにやらお酒を抑えろとか奥さんを大事にしろとかブログ更新しろとか、耳が痛い応援らしからぬメッセージが流れていました。

大変な人もいるんだなあと呑気に聞いてると最後に「…T設備工業 T様へ」と弊社お得意先のお名前が!…Tさんも来てたんだ、びっくり。

30km地点の手前で前走者と接触し、転倒しかけるアクシデントが2回ほど。もう体力的にはギリギリなのでほんの少しの負荷でも大ダメージを受けます。この付近の道は狭い上に沿道で応援される方々が多すぎて危ない。応援者へ手を伸ばそうとして横に出たランナーに足をひっかけられた訳です。このあたりは改善願いたいですね〜

なんとか30kmを走破!もう感覚がおかしいのか、疲れや傷みが平常になってしまって体調は最悪ですが精神はしんどくない。思ってたよりも体力の余裕が感じられたのでここからラストスパートをかけます。

30kmを超えればたいていのランナーはバテています、そこを激しく息を切らせながらどんどん追い抜く。

後から確認すると、ラップタイムは30km地点まではだいたい5kmあたり28〜29分だったのを30km地点からは27分、35km地点からは26分で走破してます。つまり100mあたり1.2秒ずつ縮めていくという超オーバーペース。もちろんこんな走り方はそんなにもちません、メチャクチャ苦しいです。

このままゴールまでねじ込むつもりで勝負に出たんですが、ここで例の胸のトラブル。心臓にこれまでにない傷みと圧迫を感じて残り2kmで大幅な速度ダウンを余儀なくされました。

走ってる最中に命の危険を感じたのはこれが初めて、最後は「もうホントにへろへろだった」とゴール手前で応援にきてくれてた同僚と、自宅で偶然中継放送されていたテレビ前にいた社長にばっちり情けない姿を見られてゴール。

この大会のゴールは世界に誇る国宝姫路城ですが門をくぐってからあえて反転し、ゴールテープを切るときにはその背に城が映るというニクイ演出が施されています…が、それもカッコ良くゴールできればこそ。

ゴール後は呼吸困難と手足のしびれで立つ事ができず、係員に担がれて車椅子で救護所に運ばれました。まあ、命があっただけいいか…

記録は3時間55分06秒、ベストではないものの完走できるかどうかぐらいの感覚だったので結果には満足。ただ、胸の痛みの問題がいよいよ本格化してきたので病院に行こうと思います〜

おかざと  


Posted by 有限会社市場印刷 at 20:00おかざと