2012年11月17日
◆ バイシクルパンクスル
入社から6年、基本電車通勤ですが駅までは自転車で移動しています。
パンクすることもあるのだけれど、今日は出社中にやられたので、遅刻出勤して休憩中に直しに行った。修理は近所の大通りから少し入ったところにある自転車屋さんによくお願いしている。
破損したチューブを取り出す際に、外したブレーキワイヤーのフックをそのままで納車する等ちょっとうっかりしてるが、駅前にもう1店舗をかまえるやり手のオッチャンなのだ。
自転車のパンク修理はいたってシンプル。タイヤからチューブをとりだし、水を入れたバケツに浸す。チューブに空気を流し、水中に吹き出る気泡から穴の位置を特定。専用の接着剤とゴム革で穴を塞いで元にもどす…と文章にすればこれだけなのだが、実際にやるとかなり手間なのは経験者ならご存知でしょう。
かつてパンクした自転車を押して真冬の深夜に帰宅して、皮膚が切られるような冷水に手を突っ込んで朝の2時までに6カ所の穴を塞ぎ、それでもなおかつ別の穴を見つけたとき私は悟った…自転車屋に任せようと!
目の前のオッチャンも実に手際がいい。専用の工具と経験があるとはいえ、ものの10分で直してしまった。
修理代は税込1000円、うちのフルカラー名刺100枚のほうが安い。時給換算で6000円相当になるが、しかし上記のような経験をした私は妥当な買い物だと思っている。
夏目漱石を一人残し、再び雄々しく屹立したタイヤを履いた愛車にまたがり、私は言った。
「オッチャン!またブレーキはずれてるで!!」
おかざと
Posted by 有限会社市場印刷 at 09:28
│おかざと